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日本ゆる協会とは

設立の趣旨

心も体も健康で高能力であることは、全ての人々が切実に希望するところです。私たち一人ひとりが健康で高能力であることが、家庭、地域、ひいては国家が生き生きとして力強く、暮らしやすく信頼に足るものであるための基盤であることは言うまでもありません。

現代日本の抱える少子化と高齢化、家族の崩壊、教育の荒廃、医療費の極端な増大、またこれらの結果として現れている国際競争力の低下などの諸問題も、その根本的な原因を探れば私たち国民一人ひとりの心と身体の健康喪失と能力低下にたどり着きます。

これら諸問題への解決策としても、国民全員の健康獲得と高能力化を達成することは急務の課題です。この課題の解決に向けて私たちは「ゆる宣言」を発表し、その具体化の方策として「ゆる(ゆる体操、ゆるウォーク、歌ゆるなどで構成される心身のトレーニングメソッドの体系)」を提案して参ります。

「ゆる」の特徴は、高額な設備を必要とせず、安価・安全・簡便なトレーニング法であるということです。「ゆる」を行うことにより大脳前頭前野の活動性が増すと同時に副交感神経優位の状態が達成でき、即ちコンセントレーションとリラクセーションの理想的な同時達成が可能になることなどが、生理・生化学的実験により証明されています。

さらに、地方自治体の行う住民健康増進活動や、スポーツ・芸術・ビジネス・助産等の多くの分野で、脳と身体各部位の具体的詳細な疲労回復効果及びメインテナンス効果により、人の能力が極めて高度に開発されることが実証されました。そのことによってはじめて、私たちが脳と全身に極めて多くの疲労を蓄積させており、それが原因となって著しい心身の能力低下を招いていたことが判明したのです。

同時に、「ゆる」が極めて高効率に疲労を解消し、心身をメインテナンスし、高能力化を可能にする、実に多くの人々に役立つメソッドであることが分かってきたのです。 国民全員が健康と高能力を獲得すれば、医療費の削減をはじめとして、諸問題の根本的な解決が図られていくであろうことを、私たちは確信しています。

しかも、「ゆる」は安価・安全・簡便であるため、国や地方自治体にとって財政負担が極めて少なく、極めて効果の高い運動療法でもあるため、財政上の観点からも有益であることは間違いありません。

そこで私たちは、「特定非営利活動法人日本ゆる協会」を設立し、広く市民に対し、高額な設備を必要とせず、安価・安全・簡便なトレーニング法である「ゆる」に関する講習会、情報提供及び調査研究等を行い、その普及に努め、国民の健康増進と心身両面の高能力化に寄与していきたいと考えます。

私たちは、これまで会社法人の一部の事業として運営してきました。しかし、決して営利を目的として行っていないことや、もっと多くの人たちにこの健康法を広めるために、より一層市民や行政との協働を図るべきであるなどから、会社とは完全に切り離し、独立して公益の増進に寄与することを決意し、特定非営利活動法人を設立することにいたしました。

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